特別養護老人ホーム 素心苑

[外観]

[外観パース]

[リビング]

[通路兼リビング]

[共有廊下]

[居室]

[管理棟:玄関・ホール]

[リビング]

[ユニット専用玄関]

[中庭]
所在地/青森県三戸郡五戸町
構 造/木造 平屋建
延面積/1645.77 u
用 途/特別養護老人ホーム
設計年/平成25年度
発注者/社)素心の会
-- コメント --
特別養護老人ホームとして3ユニット(計29床)、ショートステイとして1ユニット(10床)、
浴室や洗濯の共有部、喫茶コーナーや講習・展示など多目的に使えるホールを持つ管理棟で構成。
外観は和風の趣とし、構造は2×4準耐火構造の平屋。
基本コンセプトは『家』であり、入所ではなく『入居』。
全体的には天井高を抑えながらも部分的に高くして空間的な変化を持たせ、そこには採光・通風のためのハイサイドライトを各所に設けた。
畳や天井の杉板も各所に用い、設備も極力住宅仕様にする事でコストダウンを図りつつ『入居者が落ち着く家』を目指した。
ユニット間は直接行き来させず、一度共有廊下へ出てから各ユニットへ向かう間取りとなっている。
また、管理棟側の正面玄関とは別にユニット毎の専用玄関や、わざとスペースを分散させた畳敷きのリビングなどを配している。
普通の家に室名板がないように、各個室の表札以外はサインもほとんど設けず。
「ユニットケアとは何か」を追求した施主様がたどりついたあり方に沿った建物となりました。
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